さて、その2です。スキーに関係した興味深い記述が、150ページに載っていました。
「感覚的な動きは子供の頃にその基礎を養っておくことが望ましい。特に、バランス感覚が必要とされるスキー、スケート、ダンスなど、姿勢制御系の動作の発達は、子どもの頃の経験がその人の生涯にわたって影響を及ぼすほどである。」
講師の先生も、体育の授業でダンスなんてなかった時代の大人にいきなりダンスをやってみろと言っても踊れないように、小さい頃にそういうバランスやリズムをとるようなスポーツをやってこなかった人は、大人になってもできないか、できるようになるには、子供の頃の8〜10倍の練習量が必要になるというようなことをおっしゃっておりました。確かに、毎月やっているインラインスケートを見ていると、小さい子はあっという間に上達し、始めるのが遅い高学年の子供達は怖さが出てしまい、上達は少し遅く感じます。このように、子供の頃に得た感覚と経験が非常に重要で、トップアスリートを目指さなくてもいいので、バランス感覚を養うスポーツの一環として、子供達には、是非、スキーをやってもらいたいですね。
さてさて、講習会の参加者は約50名。二日間全ての講義に参加し、テストも6割正答しないと認定員に認定されません。その1の続きです。
第8章
・p.125-6 たんぱく質
・p.127 ミネラル
・p.129-130 アスリートの栄養アセスメント
・p.131-132 水分摂取の重要性とその摂取方法
第9章
・p.135 環境
・p.139 指導計画の実施
・p.140 指導計画の検証
・p.141-144 スポーツにおける安全確保の知識
第10章
・p.149 神経系の発達
・p.150-151 筋と筋力の発達
・p.152 心理的特徴
・p.152-153 運動と人格的発達
・p.158 足首のケガ、肩の腱板炎
・p.159 オスグッド病、運動誘発生ぜん息
・p.160 燃え尽き症候群(バーンアウト)、具合が悪くなったときの応急処置
・p.162 年齢段階に応じた育成
・p.163-165 5、6歳ごろ〜小学校期(12才ごろ)におけるトレーニング
・p.165-166 中学校期(13歳ごろ)以降におけるトレーニング
・p.167 性差に応じたトレーニング
第11章
・p.170-171 スポーツ行政とねらい
・p.178 地域におけるスポーツ指導者の役割
・p.182 統合型地位スポーツクラブのイメージ図と役割
上記のポイントを事前に一読し、読めない漢字と意味が分からない単語は必ず調べておきましょう。講義中、席順で当てられて、テキストを音読させられます。また、蛍光ペン(マーカー)と付箋は必ず持参しましょう。テストは60分、開始から20分経てば退出可能で、テキストを持ち込むことができます。講義中、大事なところを教えてくださるので、先生の話を聞いていれば、6割は確実にとれるはずです。
→後日、満点合格の連絡がありました!